
海野 千和
Chika Umino
1983.12.22 A型
・治療家/ピラティストレーナー/ヨガ、ピラティス解剖学講師
・所有国家資格:あん摩マッサージ指圧師
・JSA手技療法協会 理事 選任講師
小中高とバスケットボール部に所属。
高校の部活引退とともに当時のバスケ部のマネジャーに文化祭でストリートダンスを踊らないか、という誘いを受ける形でどっぷりダンスにはまり、大学生活はストリートダンスにほぼすべてを捧げる。
社会人になってもダンススタジオへ通い、様々な舞台を経験。そんな折に歩けないほどの腰痛に見舞われる。
大きな舞台を1か月前に控える中で『半年はダンスは禁止』という絶望的な宣言を整形外科にされ、藁にもすがる思いで知人の紹介のとある治療院へ。
結果仙腸関節という骨盤の関節が炎症していただけで、1週間後には通常通り踊ることができたという経験から『こんな仕事がしたい』という想いが強くなり、1年後には脱サラ。
お世話になった治療院へ弟子入りし、夜間学校に通いながら3年後国家資格を取得。
修行時代は老若男女問わず様々な方の施術を経験する。また「関節を扱う」治療院はめずらしく、ダンサーやフィギュアスケーターなど関節の通常可動域以上を求められている方からの需要も多く、各種舞台のトレーナーやダンススタジオでのトレーナーとしても活動。
2018年より元々体と向き合うことが好きだったこともありヨガに没頭。現在はお世話になっていた治療院を卒業し開業。Instagramにて『骨や関節』に着目した解剖学を発信しつつ、ヨガ解剖学のWSの開催や出張施術を関西だけでなく東京、名古屋、長野などに展開。その後新型コロナウイルスの影響によりその内容をオンライン講座へと移行。
2020年にピラティスのリフォーマーの養成を終え、施術とピラティスマシンを融合させたセッションを開始。体を機能的にすることが痛みやしびれ、こりなどの体の不調だけでなくボディラインの改善、パフォーマンスアップにつながる、というコンセプトを掲げ日々活動している。
ご挨拶
はじめまして、[re:]コンディショニングスペースの海野と申します。
当院は施術とピラティスを組み合わせ本来あるべき体の機能を引き出すことを目的にした治療兼ピラティスサロンです。
施術も受けるし、ピラティスもするところだと思っていただければ間違いありません。
※ピラティスは海外セレブや日本のモデル、芸能人が数多く取り組んでいるトレーニング。その効果は体本来の機能を目覚めさせ、慢性的な肩凝り、腰痛などの体の不調を改善させるだけでなく、綺麗なボディラインを作り上げることが出来ます。
実は元々僕自身は国家資格をもった治療家です。
施術を通して人の痛みや慢性的なこり、しびれ、違和感などの改善を行ってきました。
ただどうしても自分の中でもやもやしていたのは、一時的に痛みなどが取れてもどうしても1か月もすれば
元の状態に戻ってしまうケースが多いこと。
そして時には手術適応ではないにも関わらず施術では中々良くならない方もいらっしゃったことです。
痛みやこり、しびれなどには必ず原因があります。よくそういった原因を『骨盤のゆがみ』『背骨のゆがみ』と
謡っているものを見かけますが、それは原因ではなく状況です。
骨盤や背骨がゆがむ原因を考える必要があります。
基本的には以下の2つ。
①姿勢が悪い(負荷の少ない姿勢維持の仕方がわからない、骨を支える筋力が弱い)
②体の動かし方が悪い(負荷のかかる動かし方をしてしまっている)
こういったことがゆがみの原因を作ります。なのでそこを変えなければ一時的にゆがみを整えられたとしても
また調子は悪くなってしまうわけです。
僕もひどい腰痛持ちでした。施術を通して楽になったことがきっかけで治療家になりましたが、施術受けるだけで良い状態を保てるかというとそうではなかった、というのが現実です。
そこで出会ったのがピラティスやヨガなどの運動の面から体の使い方を学んだり、筋力をつけることです。
今ではかなり無理をしない限り腰痛とは無縁の生活をしています。
根本的に体の不調を改善しようと思えば姿勢に必要な筋力をつけ、動かし方を練習するところまで必要、ということを実感したわけです。
では、ピラティスやヨガだけしていたらなんでも良くなるのか、経験のある方はわかるかもしれませんが、中々良くならないことも多々あります。
というのも、すでに歪んでしまっている体に正しい体の使い方を意識させても、中々その通り使えないからです。
なので本当に良くなろうと思うのであれば、施術で骨格を整えた上で適切な運動をする必要がある、ということです。
そして施術する人、運動を教える人が同じである、もしくは施術面からみた情報と運動面からみた情報が
共有される環境であることもとても大事です。
それぞれの情報を統合して初めてその人に必要なものが提供できると僕は思っています。
また、面白いのがそうやって体が本来あるべき動かし方や支え方ができるようになると、体の不調だけでなく、ボディラインが改善されたり、パフォーマンスが上がることです。
そのため当院では体の不調の改善だけでなく、ダイエットを目的にこられている方や、ダンサーやフィギュアスケーターの方も来られています。
人の体に指標はあっても唯一無二の正解ありません。同じ反り腰の方でも、やらなければならないことは原因によって
変わってきます。
自分の体を変えるというのは、1人では本当に大変です。変化が出ないとモチベーションも中々続かない。
僕自身がそうだったのでよくわかります。
僕が皆さんに関わる意義は出来るだけ早期に変化を出しながら自身で変化を楽しんでモチベーションを保つことにあると、日々感じています。
自分の体を扱えるようになって不調知らずの体、目指すべき体を一緒に追いかけていきませんか。